「リフ編み」との出会い
編み物が大好きです。
といっても、本を見ながら、編みたいものを自分なりに仕上げることが多いのですが。。
そんな中、トルコの編み物「リフ編み」だけは、6年間ほど、お教室に通って勉強しました。
もともと、「リフ」と呼ばれる トルコのボディタオルの編み方で、ふっくらとした少し厚みのある編み地が特徴。
私に、はじめてリフ編みを教えてくださったのは dantel-mika(ダンテル・ミカ)先生。
日本に この編み方を紹介するにあたり「リフ編み」と名付けた人でもあります。
分かりやすい編み図も はじめは無く、mika先生達が工夫を重ねて 現在の形になってきました。
最近は、様々な作家さんがリフ編み作品を発表したり、本も出版されるようになりましたね。
現地では「イプリーイ」と呼ばれる、トルコのリフ用アクリル毛糸は、
カラフルな色がたくさん揃っていて見ているだけでもワクワクします。
アクリル毛糸というと、日本では「エコたわし」が思い浮かぶと思いますが、
トルコのリフに使われるアクリル糸は、日本のものと製法が異なりますので、エコたわし(アクリルたわし)にはなりません。
(トルコのものは「乾式」、日本のものは「湿式」という製法だそうです)
「リフぐるみ®」シリーズ
リフ編みの編地は、ふっくらして柔らかいけれど、普通のかぎ針編みよりも厚みが出るため、けっこうしっかりしています。
同じものを編んでも、編む人によって、編み目の大きさや仕上がりに大きく違いができるのも、リフ編みの特徴かもしれません。
私は、どちらかというと編み目がかっちりして小さい方だと思います。
そんな自分の作る編み地を生かして、平面のリフだけではなく、小物を作り始めました。
ある日、動物…しかも「カバ」がテーマの作品展が近づき、何か新しい作品ができないか考えていた時
ふと、リフ編みでカバの顔が作れそう…!と思いついたのが始まりでした。
そうして試行錯誤の末、できあがったのが、カバの指人形。
「リフぐるみ®」誕生の瞬間でした。
その後、ネズミやねこ、ペンギン、うし、ぶた、カエル、トラ、うさぎ…等の指人形シリーズ、
編み込み模様を入れたピンクッションのシリーズなどが生まれ、現在に至ります。
まだまだ発展途上の「リフぐるみ®」ですが、
お手に取っていただけたらとてもうれしいです。
現在、下記にて作品の展示・販売をしております(トップページをご覧ください)。
☆お取扱い店:カフェ・ナトゥーラ様(仙台市太白区)
☆ネットショップ:stores【 キャンドルとリフぐるみ 】
☆minne :【 週末アトリエ 】@we-atelier
どうぞよろしくお願いいたします。
【お知らせ】
2023年2月に発生した、トルコ南東部地震。
甚大な被害に、テレビのニュースを見るのが怖くなるほどです。
大変な思いをしている被災地の方々、また、被災地支援のために活動している方々のために
ほんの僅かでもお役に立てるかもしれないと考え、
KEI'sCraftの「リフぐるみ®」作品の売り上げの一部を、被災地支援のために寄付させていただくことにしました。
(詳細や、寄付のご報告などは、インスタグラム@rif_gurumiにてお知らせいたします。)
オリジナルのリフ編みピンクッションは、
2017年11月に
ステキな布地を取り扱う「NUNOHAKO」さんの展示会にて、
初めて展示販売させていただきました。
その後、南仙台のカフェ・ナトゥーラさんに置かせていただいたり
私の作品展の際などに展示販売しております。
画像のようなデザインの他に、「おはぎピンクッション」も♪こちらも人気♪
☆「リフぐるみ®」指人形シリーズ☆
2018年、GALLERY HIPPOさんの「HIPPOの仲間たち」展にて
オリジナルの リフ編み”カバの指人形” がデビューしました。
リフ編みを習っているお教室の皆さまや、dantel-mika先生も一緒に
「これは”リフぐるみ”だね!」と、かわいいネーミングが決まり、ただいま少しずつ仲間が増殖中です♪
カエルさんたち
こぶたさんたち
ねずみさん達・・・2020年の干支ですね~
*「リフぐるみ」は、KEI's Craftの登録商標です(登録第6369582号)*
©KEI'sCraft 2017,2018,2019,2020,2021